その1(2013.3) JR山手線を利用して史跡巡りを楽しみたいと思います。都営交通に詳しくないので環状線のJR山手線を利用しました。 名古屋市のマナカでJR山手線も都営バスも乗れちゃいました。超便利ですね。 東京見物の折、近くの史跡を訪ねてみませんか。数回にわけて巡りたいと思います。 その2(2014.3) 今回は都営地下鉄・東京メトロ線にも乗ってみました。ドキドキハラハラです。(@@; JR・都営地下鉄とバス・東京メトロ線等に乗れる東京フリーきっぷ(一日乗車券1580円)とマナカで一日乗り降りOKでした。 しっかし、東京の交通網の複雑なのと人の多さには驚きます。 その3(2016.11) JR1day東京スペシャル東急電鉄1日乗車券付を利用しました。あら?おや?違った〜で なんとか目標はクリアしました (;´∀`) その4(2023.3.8) 旧江戸城(皇居)の二重橋、桜田門、坂下門、3年ぶりの馬車列を見学しました。 東京都交通局 、JR東海 |
区 | 交通 | 場所・史跡 | 備考 |
台東区 | JR山手線 上野駅 | 西郷隆盛銅像 彰義隊の墓 清水観音堂 | 上野公園の中にあります。吉井友実等が発起人となり明治31年に建立。銅像は高村光雲作、犬は後藤貞行作。近くに彰義隊の墓や清水観音堂があります。清水観音堂には上野戦争の絵馬や当時の弾丸が展示されているそうです。上野戦争で激戦地だった黒門後に黒い壁泉が新設されていました。上野公園から見えるスカイツリー。 |
松坂屋 | 新政府軍の本営が置かれていた所。上野戦争後西郷どんが立ち寄っています。 | ||
寛永寺 | 徳川家霊廟には家定公・篤姫さんが眠っています。墓地には家定公の好物の柿の木と篤姫の好物の枇杷の木が植えられているとのこと。墓地は非公開。慶喜公が謹慎された「葵の間」は保存されていますが、見学不可のようです。 | ||
谷中霊園 | 徳川慶喜公、伊達宗城公、大原重徳公、西郷どんとゆかりの深い重野安繹、村田銃で有名な村田経芳、他多くの著名人の墓参ができ感慨深いものがあります。
谷中霊園管理事務所に霊園案内図があります。 JR日暮里駅からの方が近い。 | ||
中央区 | メトロ日比谷線 人形町駅 | 西郷隆盛屋敷跡 | 日本橋小学校・幼稚園入り口の前に案内板があります。維新後、書生や下男と、そして猟犬を飼って下野するまで過ごした場所です。 |
千代田区 | メトロ日比谷線 日比谷駅 | 薩摩藩中屋敷跡 (薩摩幸橋屋敷跡) | 帝国ホテル北側に案内板があります。松平薩摩守島津斉彬邸は現みずほ銀行・東京電力のある辺りです。「英明近世の第一人者」といわれた斉彬公の屋敷は「装束屋敷」とも呼ばれていたそうです。この向かい側の内幸町ホールの所は樋口一葉の生誕地です。 |
東京駅 | 二重橋・桜田門・坂下門 | 旧江戸城(皇居)にある二重橋と桜田門と坂下門。優雅な馬車列 | |
港区 | JR山手線 田町駅 | 西郷南洲・勝海舟会見の地碑 (薩摩藩蔵屋敷跡) 江戸無血開城談判のモザイク壁画 | 薩摩藩蔵屋敷のあった所(現三菱自動車ビル)に石碑があります。西郷どんと勝海舟の江戸無血開城談判の舞台となった場所です。ちなみに田町駅構内のエスカレーターの近くに江戸開城談判のモザイク壁画がありました。 |
薩摩藩上屋敷跡 (薩摩藩三田屋敷跡) 芝さつまの道 | 薩摩屋敷跡の石碑が現NECの敷地の植え込みの中にあります(西郷吉之助(隆盛の孫)書)。篤姫さんも一時期ここに住んでいました。また、ここは相楽総三等の御用盗の屯所でした。大政奉還後、庄内藩がここの上屋敷を焼き討ちにし鳥羽伏見の戦いのきっかけとなったのです。石碑から北のセレスティン芝三井ビルディングの前が芝さつまの道です。見取り図や、モニュメント、石のベンチなど綺麗に整備されています。幕末の薩摩の息吹を感じることが出来ます。JR山手線田町駅下車三田口徒歩数分。 | ||
JR品川駅から徒歩 | 薩摩藩下屋敷跡 (薩摩藩高輪屋敷跡) | 品川駅西側にあるGOOS(旧ホテルパシッフィク)辺りが薩摩藩下屋敷跡です。江戸無血開城談判は、ここと蔵屋敷の2箇所で行なわれています。西郷どんは、ここの藩邸で斉彬公のお庭方に拝命されました。 | |
東京メトロ日比谷線 神谷町駅から徒歩 | 愛宕神社 | 江戸城無血開城の前に勝海舟と西郷どんが訪れています。 ここから江戸市街を見ながら戦いの無益を説いたそうです。また、ここには桜田烈士愛宕山遺蹟碑があります。桜田門外の変の前に薩摩・水戸の浪士等が集結した所です。愛宕神社には男坂・女坂があり、男坂は出世の石段として有名です。エレベーターもあります。 | |
目黒区 | JR山手線渋谷駅 東急バス 西郷橋 | 西郷山公園西側入口 | 明治のはじめに西郷従道が兄隆盛の再起を願って入手し、西郷どんが没した後、従道の別邸を造りました。その別邸は愛知県犬山市の明治村に移築されました。公園の中央に石碑があります。 明治六年に、病気療養中の西郷どんは弟従道の渋谷金王町別荘を借り、朝晩の散歩をこの辺りで楽しんでいます。 |
東急バス 大鳥神社前 又は 目黒不動尊 | 目黒不動尊 (龍泉寺) | 西郷どんは島津斉彬公の病気平癒の祈願に訪れています。明治期には東郷平八郎等も祈願に訪れた所です。 | |
渋谷区 | 都営バス 国学院大学前 | 薩摩藩渋谷屋敷跡 | 島津藩士が建てた「常盤松の碑」のある所が島津邸跡です。隣に「常盤松の碑」の案内板があります。一説に「常盤松」は常盤御前が植えたといわれているそうです。安政の大地震後、篤姫さんは芝の屋敷からこちらに移り住み、ここから江戸城に嫁いでいきました。渋谷区郷土博物館・文学館の向かい側にあります。 |
大田区 | 東急池上線洗足池駅 | 南洲西郷先生留魂祠 西郷南洲留魂碑 勝海舟夫婦墓所 | 洗足池にある西郷隆盛留魂碑は勝海舟が私費で建立したもので、西郷どんの漢詩「獄中有感」が刻まれています。大正2年に薬妙寺から移設されました。近くに勝海舟夫妻のお墓があります。また、西郷どんと勝海舟を讃えた「徳富蘇峰書碑」もあります。 |
☆参考図書☆ 東京「幕末」読み歩き(三澤敏博著)、幕末歴史散歩 東京編(一坂太郎著)、東京幕末維新を歩く旅(一坂太郎著)、西郷隆盛(上木嘉郎著)、写真紀行西郷隆盛(福田敏之著)、西郷隆盛写真集(福田敏之著) google mapを変更しました。マーカーをクリックして、「googleマップで見る」(一部無)をクリックし、黄色い人形アイコン(ペグマン)を移動するとストリートビューでご覧いただけます。
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